休日出勤のため探索を諦めていたが、どうにか午後の早い時間に帰って来られたので、午後2時過ぎから自宅の裏山へ探索に出かけた。
ハナビラニカワタケ
山へ入ってすぐのポイントはキノコがほとんどなく、ようやく本種を発見。細い倒木に発生していた。
マンネンタケ
最初のポイントは地上生のキノコが皆無だったのでどうなるかと思ったが、2箇所目で本種が見つかり安堵。クヌギの立ち枯れの根本に発生。幼菌もいっぱいあった。
ドクツルタケ
2箇所目のポイントにたくさん発生していたが老菌ばかり。よく探すと出始めの綺麗な個体があったので撮影した。
ムレオオイチョウタケ
いろいろなポイントをじっくりと探したが、キノコは少なく、被写体になるものはほとんどない状況だった。
あまり期待できないと思いつつも暗い林のポイントへと移動し、しばらく歩いていると、遠くに大きなキノコらしきものが見えた。近寄って見ると本種で、かなり大きい。過去にも1度か2度くらいしか見たことがないキノコとあって、嬉しい発見となった。
2個並んで発生している個体だけを撮影したカット。
不明ハラタケ
ヒダが黒っぽくなっており、ハラタケの仲間であることはわかったが、キノコは全体的に華奢で、思い当たる種名は浮かばなかった。
ミミブサタケ
暗い林から林道へ出るすぐ手前に発生。危うく踏みつけるところだった。自宅の裏山ではこれまで見たことがなかったので、これも嬉しい発見だった。
すぐ近くにもう1株発生していた。オオミノミミブサタケの可能性もあるが、見た目ではわからない。
当初キノコが少なくどうなることかと思ったが、林の中が暗くなるまで粘って探索を続けた甲斐あってムレオオイチョウタケ、ミミブサタケが見つかり、やはり探索することで新たな発見があることを思い知らされた。
キノコ撮影用として常用していたレンズが前回の観察会時に故障し、ズームリングとピントリングが全く動かなくなったため、急遽以前も使っていた2世代前の同じ画角のズームレンズをヤフオクで落札し、今回使ってみた。レンズの状態は非常良く、これでしばらくキノコ撮影に困らなくてすみそうだ。
いつも蚊が多い場所だが、この日はそれほど多くなく、気温も暑くなかったこともあり、比較的快適に探索できたのでよかった。
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