静岡木の子の会西部地区探索会が浜松市で開催されたので参加して来た。
コイヌノエフデ
例年キノコの多い場所だが、この日は少なく、被写体になるものがなかなか見つからなかった。そんな中、参加者の小学1年生の男の子が見つけたのがこれ。これまでに見たことがないくらい大きなコイヌノエフデだった。
ハナオチバタケ
非常に状態のよいものを発見したので撮影。この付近に何個か発生していたが、大量発生ではなかった。
アカヤマドリ
毎年発生している場所。この場所に幼菌も含め3個発生していた。
テングツルタケ
最初はツルタケかと思ったが、傘表面に若干のイボが残っていること、この写真ではわかりづらいが柄にはっきりとしただんだら模様があったことから本種とした。イボは前日の大雨で流されてしまった可能性が高い。
ニワタケ
古い切り株の根元から発生。いっしょに歩いていた仲間が発見。
不明イグチ
道路脇の斜面に発生。この付近に何個か発生していた。フリルイグチ(仮称)やキアシヤマドリタケ(仮称)などいろいろな名前が挙がったが、それらに合致する確実な特徴を見い出すことはできなかった。
前日の大雨で探索会の開催が危ぶまれたが、当日は雨が上がって問題なく探索できた。大雨のせいで散策路は荒れており今後のキノコの発生も心配される。
高湿度下における暑さの中歩き回って大汗をかき、キノコの少なさも相まって疲れたが、それでも仲間との楽しい交流ができ、日ごろの運動不足の解消にもなったのでよかった。
コメント
ハナオチバタケの傘の上の水滴がいいですね。大雨の後の散策なのにこんな華奢なキノコがどうしてこんなに綺麗なのでしょう。ニワタケやコイヌノエフデは図鑑級のお写真ですね。梅雨時はキノコは出ていても被写体になりにくいですのですが、、、。蒸し暑い中の探索お疲れ様でした。
ウタロさんこんにちは。コメントありがとうございます。
他にも撮影したキノコがあるのですが、汚いのでアップしておりません。キノコの発生自体が少なかったこともありますが、被写体としてのキノコが少なかったことが今回の探索での残念な点です。今後の天気次第かと思いますが、キノコが増えてくれることを期待しています。