2021/4/18 静岡県沼津市・伊豆の国市

 アミガサタケの時期もそろそろ終わりかと思うので、見納めとして沼津市の公園と伊豆の国市の公園に行って来た。

アミガサタケ

 最初に沼津市の公園へ行ってみたが、見つかったのはこの1個だけだった。今年この場所はもう終わりのようだ。

 続いてやって来たのは伊豆の国市の公園。この公園は毎年4月初旬から発生し、遅いものではゴールデンウイーク前まで発生するので長い間アミガサタケを見ることができる。歩き始めてすぐにこの個体を見つけたが、今まで見つけたことのない場所だった。アミガサタケはサクラの近くに発生することが多いがこの付近にサクラはなく、キンモクセイのそばに1個だけ発生していた。

 毎年見かける場所を丹念に探したが発生量は少なく、この場所に5個ほど発生していただけだった。なんとか新鮮なものが2個並んでいたので撮影。

キクラゲ

 アミガサタケのすぐそばに切った木の枝を積んでいるところがあり、よく見るとキクラゲが発生していた。昨日の雨で柔らかくなったようだが、風が強いせいか、もう乾き始めていた。

アミスギタケ

 珍しくはないが、新鮮な状態だったのでよい被写体となった。

コザラミノシメジ

 発生していたのは1個だけだったが、キノコの少ない時期なので傘のあるキノコは貴重だ。

不明

 毎年この時期この場所に発生するキノコ。しっかりとしたキノコだが、種名はわからない。

ヌメリイグチ

 2ヶ所で見られたが、この場所のこの個体は新鮮な状態だった。傘表面のゴミは乾燥していたためこびりつき、取り除くことができなかった。

 今年はやはりアミガサタケの発生量が少ない。それでも今日は、この時期としてはある程度の種類が見つかったのでよかった。今週からしばらく雨が降らないようなので、キノコの発生はあまり望めないだろう。

コメント

  1. うたろ より:

    伊豆の国市の公園へ行こうと車を走らせていたら、見覚えのある車とすれ違い、きっと沼津の公園を見た後にいらしたのだろうねと話していました。沼津が不作だったのかなとも。夕方の公園をいつもと少し違う所を通って散歩しながらキノコを探索しました。遊具のある側の川沿いを歩くと数本のフミズキタケ系らしきキノコがまだ開いていない状態でありました。アミガサタケは桜の近くで2本だけしか見つけられませんでした。
    キンモクセイの所に発生していたとは!

    風が強かったので八重咲きの桜の花が房で沢山落ちていてもったいなくて花のブーケを作り飾ってきました。
    誰もいなくなった公園はノンビリしていいですね。

    今年は初心に戻ってキノコ探索を兼ねて夕方のお散歩を再開しようかと思っています。

    • 木野 光明 木野 光明 より:

       うたろさん、長文のコメントありがとうございました。
       私が公園を後にしたのは夕方5時ちょうどでしたので、そのあとに行ったということですね。かなり遅い時間ですね。寒かったのではないでしょうか。
       沼津の公園は元々期待しておらず、本命は伊豆の国市の公園でした。何種類かのキノコを見ることができてよかったです。
       また近いうちにお会いできればと思います。

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