2019/10/5~6  静岡県静岡市葵区

静岡木の子の会中部地区探索会が10月5日、6日の1泊2日に静岡県民の森で行われ参加してきた。今年はどこへ行ってもキノコが不作だが、やはりこの場所もキノコは非常に少なく探索としてはおもしろくなかった。しかし参加者同士の交流ができ、楽しいひとときを過ごすことができた。

10/5(土)
ツエタケ

ロッジの目の前に発生していたのですぐに見つかった。ツエタケにしては柄が太くしっかりとしていた。

サンゴハリタケモドキ

ロッジ前で幸先よくツエタケが見つかったので「今日は期待できるぞ」と思ったが、山の中を探索し始めたところ全くキノコがない。しばらく歩いて、ようやく苔むした倒木から出ていたサンゴハリタケモドキの幼菌を発見。

不明チャワンタケ

枯れ葉かと思い危うく踏みつけるところだった。よく見るとチャワンタケの仲間だったが、種名はわからない。

シロヌメリイグチ

広場の端に1個だけ発生。普段あまり撮影しないキノコだが、この日にとっては貴重な被写体。

イロガワリ?

人気の多いところに場所を変えて探索したところ、この個体が見つかった。乾燥気味で色もあせており、イロガワリかと思うものの断定はできない。

ハナイグチ

カラマツ林には皆無だったが、広場の東屋の脇に数本固まって発生していた。柄が細く、華奢な個体ばかりだった。

オオミノイタチハリタケ

広場の縁に群生していた。以前はカノシタと混同されていたキノコ。

アイシメジ

広場の縁に数本発生していた。

オシロイシメジ

広場でキノコが見つかったので、同様に人けの多そうなキャンプ場を探索してみた。すると道端でオシロイシメジを見つけた。

クマシメジ

キャンプ場内の広場の縁に発生。この2個は非常に大きく傘径が15cmほどあった。

群生しているものもあった。この場所では広範囲にわたって多く発生していた。

ホテイシメジ

何箇所かで見たが単発ばかりだった。この場所だけ群生していた。

ヒメオニタケ

見たことのないキノコを発見。後から調べたところヒメオニタケということがわかった。傘の表面、柄の表面が特徴的。

ムラサキシメジ?

ムラサキシメジに似ているが、傘表面は紫色が若干薄く、白いまだら模様になっている。非常に綺麗でおもしろい模様のキノコだ。

傘裏の様子。柄も繊維状でムラサキシメジのようだった。

キヒラタケ

シイタケのほだ木に発生していた。

トビイロノボリリュウタケ

別名ヒグマアミガサタケ。この場所に5、6個発生していた。
この日は山の中ではキノコがほとんどなかったが、探索場所を公園のような場所に移したのが功を奏し、どうにか何種類かのキノコを見つけることができた。

10/6(日)
ヒメスギタケ

探索会2日目。この日も広場付近を主に探索することにしたが、前日に広いキャンプ場を回ってしまったので見るところが少なく、あまり見つけることはできなかった。
ヒメスギタケは小さなキノコだが、傘や柄の表面が独特。状態のよいものが見つかったので撮影したが、限界値まで絞ったものの、さすがに後ろのキノコまでピントを合わせることはできなかった。

クリタケ

歩き続けるものの、ほとんどキノコが見つからない。ようやく群生しているキノコを発見。クリタケだった。

ニカワハリタケ

池があったのでその付近を探した。いくつかのキノコを発見したが、どれもわからないベニタケ類ばかりだった。そんな中、倒木にニカワハリタケを発見。珍しいキノコではないが、被写体となるキノコがほどんど見つからないため撮影した。

オオゴムタケ

小枝に発生していた。結局この日見つけたキノコはほとんど木材腐朽菌だった。

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