雨がほとんど降らないせいか、気温が高かったせいか、ずっとキノコが少ない状態が続いていた。先日ようやくまとまった雨が降ったのでキノコの発生が気になり、居ても立ってもいられず、会社を休んで仲間と2人で山梨県へ出かけた。
笛吹市 |

山に入ってすぐにこのサクラシメジが見つかったので、もっとあるかと思ったが、結局この2個しか見つからなかった。

しばらく歩いたがキノコがほとんどない。ようやくクロカワを見つけたが、この場所に1個と腐ったものが2個、別の場所に1個しかなかった。

この類のヒトヨタケの仲間は区別がつきにくいため種名を特定できない。老菌と幼菌が一緒に生えており、良い被写体だった。
この山の状況がよくないため、このあと甲州市の山へ移動した。
甲州市 |

車を停めた場所にハタケシメジが群生していた。

株立ちのものもあった。

傘が割れ、柄はささくれており残念な状態だった。

仲間が発見。目当てのキノコの一つだったので2人大喜びだったが、結局コウタケはこれだけしか見つからなかった。

他の山では見たことがないので非常に珍しいキノコといえる。しかしこの山では毎年出て、しかも大菌輪となる。

開ききった老菌もあった。

真っ白ではなく、クリーム色というかアイボリー色の小さなキノコ。何箇所かで見られた。

シャカシメジの発生としては遅い時期だが、まだ幼菌の状態だった。雨がようやく降ったので遅ればせながら出ることができたのかもしれない。毎年シャカシメジの多い山だが、この日はこの場所にしかなかった。

成長した状態のものもすぐそばにあった。見ての通り、株立ちは小さかった。

帰路で林道の脇に大量発生しているのを発見。材上に発生するのがスギタケ、地上に発生するのがツチスギタケモドキという説もあるが、結局どちらなのか区別がつかないらしい。
結局この日は甲州市の山に移動したのが功を奏し、アップした以外にも何種類かのキノコを見つけることができた。
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