浜松市の山を友人たちと歩いて来た。
不明イグチ

昨日、3週間振りくらいに雨が降ったが、さすがにまだその恩恵は受けずキノコの発生に期待は持てないと思いながら歩き始めた。ただ、意外にも古くてカビだらけのイグチが遊歩道沿いにたくさん発生していた。カビだらけだったため種名を同定できないものばかりで、当然ながら被写体となるキノコがなかなか見つからなかった。ようやくこの小さいイグチを見つけたが、種名はわからない。
ハナガサイグチ

数個の群生を形成していたが、状態のよいものはこの1個だけだった。
アイタケ

状態は悪くなかったが、傘が少し割れている。
アシナガイグチ

久々に見た。柄の根本はカビに侵され始めていた。わかりづらいが後方にもう1個発生している。

後方のもの。傘は小さい。こちらも柄の根本がカビに侵されていた。
ウコンヌメリガサ?

アカマツとコナラの混成林に発生。ヌメリガサの仲間と思われるが、同定には至らなかった。
キアミアシイグチ

何箇所かで見られたが古くて腐ったものばかり。この個体も状態はあまり良いとはいえず、それでも撮影になんとか耐え得ると判断。
シロオニタケ?

柄の特徴はシロオニタケ。しかし傘のイボは大きく、オニテングタケのようだった。結局、同定できなかった。
この場所のイグチの最盛期は1週間ほど前だったのかもしれない。そこから新しいイグチはあまり発生していないと思われ、腐った状態のものばかりだった。昨日の雨の効果が出るのもおそらく3日から1週間後だろう。
コメント
暑い中の探索お疲れ様でした。
アシナガイグチのお写真、お見事です。
3班では腐ったアカヤマドリやカバイロコナテングタケが見つかりましたがいずれにせよ状態は良くありませんでした。
東部地区探索会ではキノコが多く出ているといいですね。
今年は松茸が高騰する未来が見えます。
キノコと田舎遊びさん、コメントありがとうございます。
大雨の効果が表れるのは今週半ばから後半になるのでしょうね。今週末に期待です。