2025/3/9 静岡県沼津市

 このところ適度に雨が降っているので、キノコが発生してもおかしくない。キクラゲの大量発生を頭の中に描きながら、仲間を誘って2人で沼津市のいつもの公園を回ってきた。

キクラゲ

 頭の中に描いていたキクラゲ類の大量発生風景は幻となってしまった。例年、多くのキクラゲ類が見られる場所にも全く発生していない。しばらく歩いてようやくこの出始めのものを見つけたが、とにかく発生は少なかった。今年はまだ雪が降るくらいなので、この寒さで遅れているのだろうか。

タマキクラゲ

 仲間が上記キクラゲの発生していた場所のすぐそばで発見。この時期なら小枝に狂ったように発生する本種もほとんど見つからなかった。

シイタケ

 過去に発生したことのある倒木を見ると、やはり発生していた。何箇所かで見られたが、被写体としてよいものはなかった。

ヒメキクラゲ

 小川の近くの細い倒木に発生。本種はこのあとも何箇所かで見られた。

アラゲキクラゲ

 上記ヒメキクラゲのそばで仲間が発見。雨上がりの割には乾燥している。

エノキタケ

 何箇所かで見られたが、どれも発生から時間がたっているようで状態は悪く被写体にならなかった。しつこく伐採された倒木を探していると、まだ傘が開ききっていない綺麗な状態の本種を発見。

ウラベニガサ

 古い木材のある場所ならば、本種はこの時期でもかなり見つかるはずなのだが、結局この1個しか見つからなかった。珍しくはないものの状態がよかったので撮影。

 キクラゲ類の大量発生に期待して臨んだが撃沈。キノコは少なく、ほとんど散歩になってしまった。それでも2人で探したおかげで種類だけはそろえることができた。

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