地震注意報が出たり、猛暑だったりしたこともあり、久々の探索。調査目的で調査メンバーと富士山へ行って来た。

草の多い場所にひときわ目立つ小さなキノコを発見。

これまで見てきたコザラミノシメジは傘も柄も茶色だった。したがって、この個体は形や発生状況は似ているが別種かと思われる。

大群生だった。

鮮やかな橙色で、遠目からでもわかるくらい目立っていた。

最近似たようなイグチが多く、本当に本種なのか懐疑的に思うところもある。

本種にしては色が薄く、同定までには至らなかった。

あちらこちらで発生が確認できた。これは写真映えする綺麗な個体だった。

柄のささくれ、繊維状の傘が特徴的だが、何のキノコなのかは全くわからない。

本種はどこにでも発生しており、この日一番多く見かけたキノコだった。

若手の調査メンバーが発見。この日一番の大物といっていいだろう。

ビロード感ある傘表面、管口の変色性で本種と同定したが、自信はない。

ずっしりとした立派な幼菌。

何箇所かで見られたが、この個体が一番綺麗だった。

この周辺に数個並んで発生していた。そのうちの1個を撮影。

若手の調査メンバーが発見。本種の発生時期にしてはまだ早いせいか、これ以外は全く見つからなかった。

この日に狙っていたキノコの1つだったが、なかなか見つからず。ようやく小さな幼菌を発見。

綺麗な状態のものが2個並んで発生していたので撮影。

調査終了後、7/28に行った御殿場市の雑木林に立ち寄った。すると7/28に大発生していたイグチがまた発生していた。どうやら次々に発生しているらしい。
里では降水量が少ないが、富士山では適度な雨が降っているようでキノコの発生数は多かった。さすがキノコの宝庫、富士山だ。だが、そろそろ発生していてもおかしくない富士山の定番であるショウゲンジが1個も見つからなかったことは意外だった。
コメント
調査お疲れ様でした。ミヤマミドリニガイグチのお写真がいいですね。オオカシワギタケがあったのですね。私的にはツガタケの方が呼び名は好きですが、、、。富士山の静岡側ではツガタケが喜ばれて、山梨側ではそうでもないらしいです。山梨側はもっと良い(?)キノコがあるからかしら。狙っていたホウキタケがあって良かった。執念です。欲を言えばもう少し大きいと良かったですね。台風の影響でどうかしらと心配しておりましたが無事探索できて何よりでした。
ウタロさん、コメントありがとうございました。富士山のキノコはかなり増えて来ましたので、探索はとても楽しいです。またぜひいっしょに行きましょう。