猛暑や悪天候でなかなか探索に出かけられなかったが、休日の天気が安定したので久々の探索。暑さを避けて富士山へ仲間2人とともに3人で行って来た。
先日仲間からOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIとレンズをいただいたので、それを試す絶好の機会だ。

いろいろな場所で発生していた。

こちらは傘が開ききったもの。

本種もあちらこちらで見かけた。ぺらっぺらなキノコであまりおいしそうには見えないが、以前パスタに入れて食べたことがあり、意外にもおいしかった。

このポイントでは多く見られた。傘の色が鮮やかで目立っていた。

傘が開ききっていない状態のもの。

小さなキノコということもあり、60mmのマクロレンズで撮影。背景のボケ具合がすごい。

その名のとおり木に登っている。本来ぬめりの強いキノコだが、雨上がりではないため傘は乾ききっていた。

幼菌3連発。

立ち枯れに発生。

キノボリイグチよりも発生は少なかった。

発生量はかなり多かった。

2種類のコラボレーション。

明るい道端などに多く発生していたが、林内にはあまりなかった。桃色の傘が鮮やか。

ぽつぽつと地面に発生しているものが何箇所かあったが、倒木に群生する本種らしい光景のものは見つからなかった。

本種の特徴である傘表面の模様が薄いので、写真的には残念。

富士山では通称「ツガタケ」で呼ばれている。当初、単発で発生しているものばかりで撮影意欲が湧かなかったが、ようやく群生しているものを見つけた。

クロカワが発生しそうな場所が何箇所もあったので丁寧に探したが見つからず。静岡県側ではクロカワが少なく、やはりないのかと諦めかけていた時、仲間がこの大きな個体を発見。俄然やる気が出て周りを丹念に探したが、結局見つかったのはこれだけ。

コケを持ち上げて発生している幼菌。珍しくもなんともないキノコだが、かたまって発生している状態がおもしろいので撮影。

以前はススケヤマドリタケとしていたが、富士山のものは別種との話もあり、同定には至らない。

3個並んでおり、そのうちの1個だけが頭を出していた。まだ伸びている途中のため、特徴であるレースの部分が少し見えているだけの状態。
この他にもいろいろな種類のキノコが見つかり、富士山のキノコ探索を満喫できた。
慣れないカメラだったので必要な機能がどこにあるのかわからず撮影には時間がかかった。また、マイクロフォーサーズの被写界深度がどのくらいなのか確認するため絞りのパターンをいろいろと試し撮影枚数も多くなった。撮影枚数が多くなったため写真整理に時間がかかり、ようやくHPがアップできた。それでも非常に良いカメラ、レンズなので、今後はメインで使っていこうと思う。
コメント
ベニヒガサのお写真がとても素敵ですね。バックのボケ具合が絶妙で浮き上がって見えて芸術的です。キノボリイグチとアミハナイグチのコラボもいいですね。キノボリイグチの幼菌が木に登っているものもあったのですね。
慣れない機材ですぐこんなに撮れるなんて素晴らしいです。
機材も喜んでいると思います。
ウタロさんコメントありがとうございます。
機材は素晴らしいのでどんどん使って慣れていこうと思います。