2024/9/14 富士山(山梨県)

 静岡木の子の会東部地区探索会が富士五湖周辺の民宿で行われ、富士山を観察して来た。

ヤマドリタケ

 歩き出すとキノコが少なく、被写体になるものがない。しばらく歩いてようやく見つかったのが本種だった。

クロチチタケ

 濃い茶色と白いヒダのコントラストが美しかった。

キッコウスギタケ

 あまり見かけないキノコのため情報も少なく、またニセキッコウスギタケという種もあるらしく、本当に本種なのか自信はない。本種はポプラに発生し、カンバ類に発生するのがニセキッコウスギタケとの情報もあるが、どちらの種もとにかく情報が少ない。
 見た目では本種でよさそうなのだが。

ムキタケ

 まだ9月中旬という時期にもかかわらず、秋終盤に発生する本種がもう発生していたので驚いた。

ドクヤマドリ

 幼菌は多く発生していたが、このように開いているものは少なかった。

ニシキタケ

 傘の表面が赤いベニタケはいろいろあって種の同定が難しいが、本種は柄や傘裏が黄色いという特徴があるのでわかりやすい。

ハナイグチ

 このような群生はこの場所以外ではほとんど見られなかった。

 キノコの宝庫である富士山にしては珍しくキノコの発生が少なく、残念な結果に終わった。

コメント

  1. ウタロ より:

    クロチチタケのお写真良いですね。良い被写体を見つける目も必要なのですね。ムキタケは実物より大きく見えます。

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