キノコ仲間数名で会う約束があり浜松市へ出かけたが、集合時間よりも早く行き、来たついでに2時間ほど公園を探索した。前日の山梨県が残念な結果だっただけに全く期待していなかったが、キノコはかなり発生していて楽しい探索となった。ただし、気温が高く汗だくになりなからの探索となり、やはり暑いせいか発生していたキノコも夏のキノコが多かった。
シロオニタケモドキ
初めての発見。一緒に歩いた仲間(師匠)も初めて見たとのことで、かなり貴重な発見といえる。
チチタケ
枯れ葉を取り除いた時、ほんの少しだけ少しヒダに触れたようだが、それだけで乳液が噴き出してきた。
ミドリニガイグチ
1個だけだったが新鮮で綺麗な状態だった。少し離れた場所に2個並んで発生しているものもあったが、あまり綺麗ではなかったので撮影しなかった。
シロウロコツルタケ
傘の開いたものと開ききっていないものが並んで出ていた。
カバイロコナテングタケ
シダに隠れていたためわかりにくく、よく見つけたと思う。最初はキショウゲンジかと思ったが、よく見ると本種だった。綺麗な状態のものだったので非常に嬉しい。撮影したのは初めてかもしれない。
ダイダイイグチ
以前見つけた場所に発生していなかったため見つからないものと諦めていたが、その場所から斜面を上がってを探してみたところ沢山発生していた。
サザナミイグチ
何箇所かで見られた。3個並んでいるものがあったため撮影。よい被写体だった。
ガンタケ
あちらこちらで見られたが、よい状態のものがなく、この個体だけ傘のイボがはっきりと残っていた。
この日は「ついで」で寄ったにもかかわらず、わずかな時間で沢山のキノコが見られ満足できる探索となった。
コメント
カバイロコナテングタケ、ダイダイイグチなど良いものが見つかってよかったです。乾いていたけれど所によっては夏のキノコが発生していたんですね。秋のキノコも出てくれることを望みます。秋晴れの爽やかな気温の中でのキノコ探察が出来たら良いですね。キンモクセイがもう咲きそうです。キノコが山で呼んでいます。
キノコは本当に行ってみなければわかりませんね。ただ、しばらく雨が降りそうにないため、秋のキノコが出ずに終わってしまうような気がします。この先が心配です。