2025/8/23 静岡県伊豆の国市

 伊豆の国市の山で静岡木の子の会観察会を開催した。

不明イグチ

 皆で歩きながらキノコの発生しそうなポイントに着き、ここから実質スタートとなったが、地面はカラカラに乾いていた。「これじゃキノコはないだろう」という潜在意識の元に歩いていたこともあり、キノコは全く見えず先に進んだが、後方で参加者からキノコがあったとの声が。戻ってみると、自分が見たはずの場所でアワタケのようなキノコが発生していた。そしてその場所から数m離れた場所で別の参加者が本種を発見。こんな大きなキノコを見逃していたのかと思うと、自分の目が節穴だったと言わざるを得ない。本種はこの場所に4個ほど発生しており、当初はニセアシベニイグチではないかという意見があったが、管孔がそれほど薄くなく、Lanmaoa angustisporaではないかという意見が出た。Lanmaoa angustisporaに近いと思われるが、情報が少ないため確信は持てず不明とした。

カエンタケ

 広葉樹の根元に発生。

コテングタケモドキ

 尾根を道からそれて北側の斜面を進むと小さな本種が見つかった。

オオオニテングタケ

 コテングタケモドキの発生していた場所から少し下ったところに発生。大きいため遠くからでも目立っていた。

ウラグロニガイグチ

 本種もコテングタケモドキの発生していた斜面で見つかった。

テングタケ

 この場所に群生していた。新鮮なものが2個並んで発生しており、被写体としてはこれが一番良さそうだったので撮影。

ミドリニガイグチ

 尾根の道の端に発生。

 キノコの発生は少なめだったが、雨が1週間ほど降っていない状況下である程度見つかったのは、多くの人の目で探したおかげかと思う。雨が多ければもっとキノコは発生するだろう。

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