2025/6/29 静岡県浜松市

 静岡木の子の会西部探索会が浜松市の公園で開催されたので参加してきた。

クロタマゴテングタケ

 しばらく歩いても全くキノコがない。遊歩道から林に入って戻ろうとした時、黒いまだら模様の傘を発見。遊歩道側からは見えなかった。落ち葉をかき分けると本種であることがわかった。状態は非常によかったが、落ち葉をかき分けている時に隣にあった個体に気付かず、隣の個体を壊してしまった。実は隣の個体は2本並んで発生しており、壊さなければこちらの方が被写体としてはよかったのだが・・・。残念な限り。

シロコナカブリツルタケ

 クロタマゴテングタケの発生ポイントから少し進んだ遊歩道沿いに発生。

ニガイグチモドキとヘビキノコモドキ

 アカマツの根本に2種類が並んで発生していた。

アカヤマドリ

 この時期のこの地ではポピュラーなキノコだが、全くといっていいほど見つからず。そもそもキノコ自体がない。しばらく歩き、イグチがよく発生する斜面のポイントを見てみたところ、ようやく本種が見つかった。

タマゴテングタケモドキ

 草が多い場所に発生。珍しくもなんともないキノコであり、傘が割れて被写体としては残念な状態だが、キノコそのものがあまりにもないため撮影。

タイワンアリタケ

 午前中で探索会は終了。集まったキノコは過去最低といっていいほど少なかった。
 昼食後、有志だけで別のルートを歩いた。このルートに詳しい方が本種が多い場所を教えてくれたため、冬虫夏草初心者でも見つけることができた。

ハチタケ

 冬虫夏草を得意とするメンバーが発見。すごい目だ。近くではカメムシタケも何個か見つかった。

ダイダイイグチ

 この日見たかったキノコの1つ。本種がよく発生するポイントをいくつか見てきたが全く見つからず。この初めて来たルートで1個だけだが見つけることができた。

 30度を超える暑さの中、かなりの距離を歩いた。キノコがあれば苦にならないのだが、キノコが少ないせいもありつらく、汗だくになり体力も相当奪われた1日となった。

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