2024/4/30 静岡県三島市

 「水の都」をうたっている地元三島市。妻と2人で歩いて清流を巡ってきた。

白滝公園と桜川

 自宅からゆっくり歩いて約40分で楽寿園の正門へたどり着く。地域で配られる「広報みしま」に楽寿園の無料券が付いてくることがあるためそれを持って行ったのだが、なんと門が閉まっているではないか。まさかの休園日。平日とはいえゴールデンウィーク真っ只中なのに。「ゴールデンウィークに休むの?」と2人で文句を言いながら、次なる目的地「白滝公園」へ。楽寿園正門の向かい側の公園だ。公園内には清流があり、公園の外側には桜川という川が流れている。桜川の綺麗な水を見ながら歩き、次なる場所へ向かう。

源兵衛川

 白滝公園からゆっくりと5分ほど歩くと、三島市街の清流として有名な源兵衛川にたどり着く。この泉橋を起点に歩いて川を下って行くことにする。

 泉橋のすぐ下流に芝橋という木製の新しい橋がある。

 

 芝橋を渡ると川に降りられ、川の中に木製の道や飛び石状の遊歩道が続いている。粋な演出だと思う。この遊歩道を使って下流へ向かう。

 

 車道に出る手前が小さな公園のようなエリアになっており、源兵衛川の紹介や広域地図の看板が設置されている。

 車道を渡ると、また川の中の遊歩道を進めるようになっている。

 

 川の遊歩道を進むとお寺の境内に出た。蓮馨寺(れんけいじ)というお寺だそう。

 

 広小路の焼肉屋「ムクゲ」さんでランチ(おいしかった)を食べたあと、源兵衛川歩きを再開。うなぎで有名な「桜家」さんの横の路地を入って三ツ石神社へ向かって行くのだが、桜家さんの順番待ちのお客が三ツ石神社の方まで続いていた(上流方向を向いて撮った写真なので、待ち客の多さはわからないと思う)。50人、それ以上かもしれないが、どのくらいの時間待てば呼ばれるのだろうか。さすがに人気店だ。

 

 少し歩くと伊豆箱根鉄道駿豆線の踏切にぶつかる。いったん渡るとまた遊歩道が橋の下を通って続いている。

 車道に出たところで上流部へ向いて撮影した写真。

 

 遊歩道はまだ下流へと続く。

 

 途中に公園があったりしながら遊歩道は続き、国道1号線を目前にしたこのバス停「一本松」で終わっていた。源兵衛川は国道1号線を渡ってすぐのところにある「温水池」まで続いており、その直前まで歩いて行ったが、川沿いの道の方が涼しかったこともあり、また来た遊歩道を戻ることにした。

カンゾウタケ

 源兵衛川の遊歩道沿いにシイの切り株があり気になったので、ぐるっと回って見てみると、カンゾウタケが2個発生していた。この1個はサイズも大きく、状態も非常によかった。
 この日はキノコ探索ではなく、歩くことが目的だったため三脚を持っておらず、当初手持ちで撮影したが手振れしてしまった。次なる手として、カバンを置いてその上にカメラをセットし、なんとか撮影できた。

 

 傘の裏側。

三嶋大社

 源兵衛川をあとにして次の目的地へ。三島市の街中を歩く。暑いので汗だくになり、妻は途中にあったわらび餅の店を見て「甘いものがほしいね」とつぶやく。しかしそれは無視。妻には内緒ですでに自分の中で決めていた店を目指す。店の前に来て躊躇せず「ここに行くよ」と妻に言うと少し驚いた様子。「和カフェ 兎月園」。カフェなんてまず行かないからだろうなあ、驚くのも無理もない。甘味セット1人前1,200円を2セット注文。好きなケーキ1個と飲み物のセットで少し高いが、それでも涼しい中で冷たい飲み物と甘いものいただきながら休憩し汗も引いたので満足。その後、三嶋大社へ。
 三嶋大社は混んでおり、参拝は諦めて帰宅の途に。家まで約40分かけて歩いた。

 三島市に住んでいながら、源兵衛川をこんなに南へ歩いたことはなく、いろいろな景色や場面、街中のお店が見られてとても新鮮だった。しかも運よくカンゾウタケも見られた。2人分の昼食代やおやつ代など自分の小遣いからの出費はそれなりにあったが、それでも約5時間半、11kmほど歩くことができたので有意義な1日を過ごせたのではないかと思う。最後は自分も妻も足の裏が少し痛くなり、このところの運動不足を露呈したが・・・。

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