数日前に少量の雨が降ったがこの程度では期待薄。それでもこの時期はコウタケなどのキノコが気になるため、比較的外れの少ない山梨県の山へ、友人と2人で行って来た。
シャカシメジ
山に足を踏み入れると全くキノコがなく、これは相当厳しい状況であることは明らかだった。しかししばらく歩くと本種が見つかり、友人と少し喜ぶ。この個体の他にもう1株あった。
ハンノキイグチ
幸先よくシャカシメジを見つけたが、その後ほとんどキノコはなく、あってもカラカラに乾燥したキノコだけといった状態が続いた。ようやく見つけた比較的新鮮なキノコ。
ハツタケ
昨年も発生していたポイントに5個ほど発生していた。
シモフリシメジ
甲州市の山はあまりにもキノコがないため早々と切り上げることに。里山がダメなので富士山へ移動。富士山はかなり気温が下がっており、先週訪れた時よりもキノコの発生量は少なかった。それでもキノコがないというわけではないためじっくりと探したところ、コケの間から発生している本種を発見。
クロカワ
3個並んで発生している。
大きなものもあった。
結構見つかったが、乾燥のためか傘が割れているものが多かった。傘裏がよく見える個体を見つけて撮影。
タマゴタケ
富士山では秋終盤の時期だが、まだタマゴタケが出ていた。
カベンタケモドキ
本種は最盛期のようで、あちらこちらで群生していた。
富士山へ早めに移動して正解だったが、それでもシャカシメジが見られたので甲州市に行った価値はあったと思う。
コメント
秋が一段と進み今日は寒いくらいですね。シャカシメジがあってよかったです。不作は全国的なのかもしれません。「千葉の観察会の下見でもキノコは本当にありませんが、観察会にはそれを承知の上でご参加下さい」とありました。それでも富士山はそれなりにはあるのですから素晴らしいですね。もちろん大きすぎて見る場所を知っていないと難しいですが、、、。
今季最後にもう一度遠征出来たらと思っていますが、キノコは期待薄なので目当てのお店を目的にでも行こうかしら。
もう手遅れだと思いつつ、それでもようやく雨が降ったので再度山梨県の山に行きたくなりました。しかし今週末はすでに調査で別の場所へ行くことが決まっており、残念ながら諦めざるを得ない状況です。
結局今年も不作の年として心に刻まれそうです。