雨が降らず気温も高い状態が続いておりキノコ発生は望めないが、それでも見に行かないと諦めがつかないため、先週行った山梨県の山へと行って来た。
ウラベニホテイシメジ

行って見ると先週以上にキノコがない。山はカラカラに乾いており最悪な条件だった。それでも本種は何箇所かで見ることができた。
カラカサタケ

本種も乾燥に強いようで、何箇所かで発生が確認できた。

2本並んで発生しているものもあった。
ミヤマタマゴタケ

悪条件の中、本種の発生も何箇所かで確認できた。
コシロオニタケ

日が当たりにくい場所に発生。まだ幼菌。
ヒカゲウラベニタケ

日当たりの悪いポイントに発生していた。
マスタケ

まだ発生して間もない状態。
この山はキノコがあまりにも少なく消化不良のため、このあと時間は遅かったが富士山へ寄ってみることにした。
クロカワ

車から降りてすぐに見られる富士山の林道へ移動。道路は濡れており雨が降ったようだ。15時20分頃に到着し歩き出すとキノコは多く発生していた。しかしこの場所は人が多く入っていた形跡があり、クロカワも採られてしまっているようで少なかった。
マツタケ

暗くなるまでの限られた時間の中ではあったが、ゆっくり、しつこく探していると、なんと立派な頭を発見。「間違いない!」。嬉しい瞬間だ。周囲も探したが、結局この1個だけだった。

抜いた状態。あまり大きくはなかったが、それでもマツタケだ。
富士山へ移動して正解だった。時間が限られていたので写真は撮らなかったが、クロカワ、マツタケの他に、アイシメジ、ネズミシメジ、オニナラタケ、ウラグロニガイグチ、ハナイグチ、シロヌメリイグチ、キノボリイグチ、ウツロベニハナイグチ、タマゴタケなどが見つかった。
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