2023/8/12 南アルプス(静岡県)

 南アルプスの2日目。

アシベニイグチ

 少し古いようで、柄の紅色は褪せていた。

チチタケ

 チチタケ自体は珍しくないが、新鮮な個体が群生しており、被写体としては最高だった。

 

 2個並んで発生してるものもあったので撮影。これも縦写真としてはかなりよい被写体だ。

ミヤマキヒダタケ

 高山に発生するキヒダタケ。この付近に数個発生していた。

フサクギタケ

 何箇所かで見られたが、被写体になりそうなものはほとんどなかった。

コガネテングタケ

 1日目にも見た場所で、状態のよいものを発見。

ムラサキクビオレタケ

 冬虫夏草の調査が今回の目的でもあるため、冬虫夏草出そうな場所へと移動。冬虫夏草組の2名が何種類かの冬虫夏草を見つけたためそれを見せてもらうと、とても素人には見つけられないレベルの小ささだった。「これは無理」と諦めたが、普通のキノコは出そうもない場所のため自分も血眼になって探してみたところ、なんと冬虫夏草らしきものを発見。冬虫夏草組の1名に見ていただいたところ本種とのことだった。冬虫夏草にはあまり興味はないが、まさか自分で見つけられるとは思っていなかったので感激。

サビイロクビオレタケ

 上記、ムラサキクビオレタケのすぐ近くに発生。これも冬虫夏草だと教えてもらった。

 南アルプスは遠く、今回はキノコも少なかったのでここまで来た成果はあまり得られなかったが、それでもチチタケのよい場面に出会えたり、冬虫夏草を見つけることができたりしたので、それが救いだった。また、調査メンバーとの交流も楽しかった。

コメント

  1. うたろ より:

    ムラサキクビオレタケなどの冬虫夏草の発見すごいですね。小さいものに意識を向けると普通サイズのキノコに気がつかなかったり、、、むずかしいです。今日は山梨で初めて行った所でツノシメジが沢山出ていました。出るところには出るのですね。他はイグチ数種、ベニタケ科数種、テングタケ科なども、意外と多かったのはカラカサタケでした。これからって感じで楽しみです!

    • 木野 光明 木野 光明 より:

       ムラサキクビオレタケは本当に小さく常用レンズのズームマクロでは撮れず、念のために持って行った35mm単焦点マクロに交換してようやく撮れました。
       静岡県は少ないですが、山梨県や長野県に行くとツノシメジ結構ありますよね。またいっしょに行きたいですね。

タイトルとURLをコピーしました