山梨県、長野県遠征の2日目。当日組の3名が加わり6名となった。まずは長野県の山から探索を開始。車で少しずつ標高を上げながら移動し、雰囲気のよさそうな場所を見つけては車を停めて探索した。

長野県の山。標高の低い場所から探索を開始。とはいっても標高1500mmほどの場所なので充分標高は高い。
このシロウロコツルタケは車を停めてすぐの遊歩道に発生していた。

友人の1人が発見。静岡県ではほとんど見られないキノコとあって、皆集まってそれぞれが写真を撮った。

上記の個体から少し離れた場所でも発見。

また別の場所でも見つかった。この発生場所のものが一番よい被写体だった。
長野県のほうではそれほど珍しいキノコではないようだ。

あちらこちらで発生していた。猛毒キノコ。

亜高山帯の針葉樹林ではよく見かけるキノコ。発生量は多くなかった。

橙色が鮮やか。

これも針葉樹の倒木でこの時期によく見かけるキノコ。

林道脇に発生。車から見た時はドクツルタケかと思ったが、車から降りて近づいて見てみると本種だった。

シラビソ、コメツガの多い林があったので入ってみると本種を発見。静岡県ではほとんど見られないキノコとあって、バラバラに探索していた皆を呼んだ。すぐ横にもう1株あった。

少し移動して入った林でも発見。この他にも多く発生しており、こちらの山ではそれほど珍しいキノコではないのかもしれない。

図鑑に載っているものとは少し雰囲気が違うので、もしかすると違う種の可能性もある。ベニタケの仲間は難しい。

友人の1名が発見。これも静岡県では南アルプスでしか見たことがない。今回のメンバーにキンチャヤマイグチが大好きな友人も1名おり、その友人は大喜びだった。

また少し歩くと、林道の端にこの個体が発生していた。傘の色が橙色なので遠くからでもわかりやすい。

山梨県の山に移動。
ベニテングタケはこの幼菌しか見つからなかった。

3個並んで発生していたが、間隔が広すぎたので3個いっぺんに写すのは断念し1個だけ撮影。

触れると急激に変色したのでイロガワリの仲間であることはわかるが、種名はよくわからない。

鮮やかな個体が並んでいた。木の枝が覆いかぶさっていたので慎重にどかしたが、それでも触れた箇所が黒く変色してしまった。
今回の遠征は思っていたよりもキノコが少なく残念だったが、それでもツノシメジやセンニンタケが見られた点はよかった。友人たちとの交流が一番楽しかった。
コメント
オニイグチモドキもあったのですね。
センニンタケも場所によっては普通種ですね。
目的のキノコも見つかり、なにより楽しい探索でした。
また遠征できると良いですね。
またいっしょに遠征できるのを楽しみにしています。見たこともないキノコの発見を期待して。