2022/5/22 富士山(静岡県) Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.05.22 富士山の麓で静岡木の子の会東部地区観察会を開催した。天候は曇りで撮影日和。富士山の麓だけあって少し肌寒かったが、歩くとちょうどよく汗もかかなかった。 キノコはいろいろな種類が見られ、非常に楽しい観察となった。 クヌギタケ 苔むした倒木に発生。新鮮だったので被写体としてはよかった。 ハゴロモイタチタケ この場所に群生。状態はよかったが、ひだについたナメクジが写ってしまったのが残念。撮影中は全く気付かなかった。 カヤタケ モミ林に発生。 ヒロメノトガリアミガサタケ 比較的珍しいキノコだが、この場所で何本か見つかった。 3個まとまって出ていた。 さらに林を奥に進むと大群生。このキノコがこんなに多く発生しているのは初めて見た。合計100本くらいはあっただろうか。普通のアミガサタケですら、こんなに発生することはなかなかない。 参加者全員この場所でしばらく感動を味わった。 この写真には合計7個写っている。このような光景が何箇所にもわたって存在していた。 キイロスッポンタケ 何箇所かで見られたが、思っていたよりも発生量は少なかった。 フミヅキタケ? フミヅキタケかと思ったが、傘表面の特徴がそうとは言い切れないような気がする。 コガネヌメリタケ この時期のブナ林に定番のキノコ。黄金色をしている個体はなかなかなく、黒っぽくなったものがほとんどだったが、この個体は鮮やかだった。 アミガサタケ 普通のアミガサタケも何個か見つかった。モミ林にて。 ヒロメノトガリアミガサタケの大群生はとにかくすごかった。今年の条件がよかったのか、それとも毎年この場所に大発生するのかはわからないが、もしかすると、もうこういう場面には二度と会えないのかもしれない。
コメント
雨を心配しましたが実施できて何よりです。
それにしてもヒロメノトガリアミガサタケ大豊作ですね。
長年見ていますが20本くらいが最高でした。
次回は参加するつもりです。
観察会は前日が雨だったので5/22に順延して開催しました。参加者は大幅に減りましたが、その分行動範囲が広がり、昨年よりも奥まで足を運んだのが今回のヒロメノトガリアミガサタケの大群生発見につながりました。
次回はまたいっしょに歩きましょう。
ヒロメノトガリアミガサタケが沢山あったようですね。昔、近隣の山で本種が大発生したことがあり、それも大型だったのを思い出しました。探索地では当たり年だったのかも知れません。それにしても探索会に参加なさった方は本当にラッキーでした。今年は雨も順調ですし期待大です!
うたろさん、こんばんは。
うたろさんにもお見せしたかったです。ヒロメの大群生を。こんなに発生するものなのですね。とにかく驚きでした。