会社を休んで山梨県の山へ仲間と4人で行って来た。仲間の1名が知っている山に連れて行ってもらったが、標高が高いせいか晩秋のキノコが多く発生していた。
ムラサキシメジ
最初に車を降りた場所で発生していた。広範囲に発生していたが色あせているものが多く、比較的紫色が残っている個体を探して撮影。
コガネタケとオシロイシメジ
2箇所目として車を降りた場所の暗いヒノキ林にたくさんのオシロイシメジが発生しており目立っていた。その中にコガネタケも数本発生していたのでいっしょに撮影。
チャナメツムタケ
地上生のキノコは少なかったが、秋の終盤に発生する本種はあちらこちらで見られた。
ムキタケ
これも秋の終盤に発生するキノコ。この倒木だけだったが、びっしりと発生していた。写真はその一部。
ツノシメジ
何年か振りに見た。傷んだものが何個か出ており、新鮮な状態のものはこの1個だけだった。
キツブナラタケ
ナラタケは何箇所かで見られたが傷んだものが多く、被写体としてよかったものはこのキツブナラタケくらいだった。
ベニテングタケ
また少し車で移動し、降りた場所で発見。この場所はキノコが少なく、被写体になるものはこれ以外に全くなかった。
ナラタケ
山梨県から戻ってきて仲間と解散してから、解散場所近くの富士市の山へ行った。もう日が暮れる寸前だったが、前から少し気になっていた場所だったのでどんな場所なのか確認するために行ってみた。広葉樹は少なく、それほどよい場所とはいえなかったが、ナラタケだけが広範囲に発生していた。
カエンタケ
同じ富士市の山。ナラ枯れの木の根元に発生していた。
このあとすぐに日が暮れてしまったので急いで帰ったが、歩いて車へ戻る途中でイノシシと遭遇。すぐに山奥へ逃げて行ったのでホッと一安心。また、車で林道を走っていると立派な角を携えた雄シカが道の真ん中を堂々と歩いており、車の進路を妨害された。
今回行った山梨県の山は秋のキノコの終盤を迎えており、今年もそろそろキノコシーズンが終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちになった。
コメント
イノシシに襲われなくて、オスジカとも衝突せずに良かったですね。ムラサキシメジを見るとホントに寂しくなります。今年は庭のキンモクセイも二度咲きして変な気候でした。でもまだのんびり屋のキノコがいることを期待して来週山に行きます。ツノシメジは南アルプスで見たのが一度きりです。珍しいですね。「今年はマツタケやコウタケが豊作みたいよ」と山梨県の山のレストランの奥さんが言ってましたが、、、?
コメントをいただいていたのもかかわらず返信できずにいて申し訳ございませんでした。長野県や長野県に近い山梨県はマツタケ、コウタケが豊作だったようですが、私たちが行く山ではどちらかといえば不作だったと思います。それでもいくつかいい場面に巡り会えたのでよかったです。