10/5に行った笛吹市の山へ行く予定だったが、天気が悪そうなので甲州市の山へ急遽変更。友人4人とともに行って来た。
ハタケシメジ

車を降りてすぐ、毎年本種が発生する場所を見ると状態のよいものが1株発生していた。多く発生していたが、株状のものはこれだけだった。
シロオオハラタケ

山に入ると地面はカラカラでキノコがほとんどない。シャカシメジが何株かあったが、成長が止まっているものばかり。途中まで進んだがこの山を諦めて引き返すことになった。戻る途中、谷間の暗い場所を見てみると新鮮な状態の本種があったので撮影。
マイタケ

谷間から斜面を上って行くと、かなり遠くのミズナラの根本に大きな丸いものが見えた。遠くから見えるくらいなので大きなマイタケか、切った木が転がっているくらいしか考えられない。急いで近づくと、期待どおりマイタケだった。皆で歓喜に湧いた。
ハナイグチ

甲州市の山に見切りをつけ富士山へ移動。キノコはたくさん発生していたが、被写体としてよいものがなかなかない。しかも雨がかなり降ってきたので写真どころではなくなってしまった。本種はかなり発生しており、雨が弱まった時に撮影したものがこれ。
クロカワ

最初のポイントはかなり人が入ったあとだったせいか、本種が全く見つからなかった。仕方なく、かなり奥のポイントまで足を延ばしたところ、ようやく本種が見つかり出した。

5人で探したおかげで本種はかなり見つかった。このポイントまで足を延ばしたかいがあった。
ベニテングタケ

雨に打たれたせいで傘のイボが取れたものばかりだったが、この個体だけしっかりとイボが残っており、本種らしい姿を見せていた。
甲州市の山ではマイタケが見られたのでこれだけでも行った意味があった。富士山はキノコが多かったが、雨のせいで撮影があまりできず残念。
コメント
富士山はクロカワが出ていたのですね。自分が先週訪れた時には何一つ発生していなかったのですが、よく探せばあったのでしょうか?
実は私も明日、富士山へ探索に出かけるのですが今年の探索会で案内をしていただいたポイントへヤマドリタケを見たいため入ろうと思うのですが、この時期でも見られるでしょうか?ヤマドリタケが発生するような環境もいまいち掴めないままです。もしよろしかったら発生する環境を教えていただきたいです。
キノコと田舎遊びさん、コメントありがとうございます。
ヤマドリタケですが、残念ながら紹介したポイントには1個もありませんでした。先に入った人に採取されたのか、それとも発生していないのかはわかりません。環境を説明するのは難しく、コメツガ・シラビソのすっきりした林を見ていくしかないと思います。
こんにちは。昨年コウタケについて質問させていただいた者です。おかげさまで少しですが今年もコウタケを見つけることができました。ありがとうございます!来週はマイタケ探しに行く予定なのですが、こちらの標高はどの位でしょうか。今のところ入る予定の場所は標高1500mです。今年は更なる異常気象でキノコの発生がイマイチですね。シーズンが早く終わってしまいそうで寂しいです。
painさん、コメントありがとうございます。
マイタケですが、標高約1000mです。時期的にはそろそろ終わり頃かと思いますが、最近の気温の異常さを考えると全く読めません。がんばって探してみてください。
キノコの発生状況ですが、山によると思います。同じ山梨県内でもキノコの多い山はあります。