2025年度日本菌学会菌類観察会(静岡フォーレ)が県立森林公園で開催され、観察コース案内係で参加して来た。
ヘビキノコモドキ

遊歩道を歩き出してすぐに本種がたくさん発生していた。
クロアワタケ

本種もあちらこちらで見られた。
ハイカグラテングタケ

実際に発生している姿を見たのは久々。状態はあまりよくなかったが撮影。隣に幼菌もあったが腐っていた。

しばらく歩いた別の地点でも確認できた。こちらのほうがサイズは小さかったが、状態はよかった。嬉しい発見。
ヤマドリタケモドキ

本種もいろいろなポイントで確認できたが、老菌が多く被写体にならないものばかりだった。自分が見た中ではこの個体が一番状態のよいもの。
ダイダイイグチ

数ヶ所で群生が見られた。
シロオニタケ

谷間に発生。
サザナミイグチ

本種もいろいろな場所で発生が確認できた。
キクバナイグチ

発生は多かったが、状態のよいものはなかなか見つからず。この個体の状態は良いほう。黄色味を帯びているのでコガネキクバナイグチかもしれないが、違いがよくわからないため、これまでどおりキクバナイグチとしておく。
ベニイグチ

上記キクバナイグチから少し離れた場所で発見。やや老菌。
ザラエノハラタケ?

本種としたいところだが、似たようなハラタケが多いため「?」とした。
コビチャニガイグチ

オクヤマニガイグチとの悩みどころだが、自分が噛んでみたところ苦さを感じなかったため本種とした。
アカヤマドリ

発生は多かったが傷んだものばかり。最後にようやく状態のよいものが見つかった。
観察時間も限られ、案内役だったこともあり写真撮影に時間がかけらず、今回は雑な写真が多い。
それでも時間内に観察を無事終えることができてよかった。キノコも多く見つかり、観察会は成功だったと言えるのではないだろうか。
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