午後、少し時間が取れたので、アミガサタケの新たな発生場所を開拓すべく、前から気になっていた御殿場市の公園へ行って来た。
アミガサタケ

発生しそうなポイントは数多くあったが、アミガサタケは全く見つけられない。ようやく1個見つけたが状態は良くなかった。それでもアミガサタケが発生する場所であることはわかったので、さらにしつこく探していると、このアミガサタケが見つかった。

付近をくまなく探すとこのポイントで10個ほど見つかった。こちらのカットは1フレームになんとか2個収まった。
ヒロメノトガリアミガサタケ

御殿場市の帰りに家の近所の毎年本種が発生するポイントへ立ち寄った。すると上記のものが1個だけ見つかった。途中で成長が止まったかのように縮こまった個体で撮影意欲はわかなかったが、これしか見つからないので撮影。

少し離れた場所を探すと状態のよいものが見つかった。嬉しい限り。いかにも本種らしい形だ。
御殿場市でのアミガサタケの発見は自分にとって初。やはり狙いどおりだった。しかし、広い公園にもかかわらず思ったほどの発生量ではなかったのでやや残念。
ヒロメノトガリアミガサタケは、先週見た時は全くなかったので、1週間でここまで成長したようだ。
コメント
御殿場市にもアミガサタケが発生しているのですね。
自分も今日、先日観察会で行った沼津市の公園に探索に行ったのですが、25個ほどアミガサタケが発生していました。
あと先日ヌメリスギタケが発生していた切り株の横の丸太に新たにヌメリスギタケが発生していました。
しかしやはり誰かが取ったのか石づきだけ残されたアミガサタケも多かったです。
今日、沼津市の公園に行こうとも思いましたが、同じ場所ばかり見てもおもしろくないので、あえて新規開拓で御殿場市へ行きました。やはり狙いどおりに見つかると嬉しいものです。御殿場市は標高が高く気温も低いので、沼津市や三島市よりも発生時期が遅いとみています。発生時期がずれるということは、長い間、場所を変えることで楽しめます。なので、こういう場所が見つかったのはすごく貴重です。
先日、いつもの竹藪に行ってみました。アミガサタケが少しですが出ていました。まだ小さかったです。やはり今年は遅いのかも知れませんね。
土曜日は東京農大世田谷キャンパスを訪れて講演を聴きました。キャンパスの周りに葉桜になった並木があったので休み時間にアミガサタケを探しましたが見つかりませんでした。
老木な上によく手入れをしているので薬を撒いているのかも知れません。
ヒロメノトガリアミガサタケ良い被写体があって良かった。これからも新規開拓も必要ですね。
新規開拓は楽しいです。「発生しそうな場所」と思ってその場所を探し見つかった時の感動は格別です。また新たなる場所を見つけたいと思います。