富士山の標高1200~1300m帯の初めて探索する場所。キノコの発生はそれほど多くなかったが、種類はそれなりに多く見られた。午前中からの午後にかけての探索となったが、こんなに長い時間の探索はいつ振りだろうか。
不明
ネズミシメジと思って撮影したが、ヒダや柄の雰囲気がどうも違う。フウセンタケの仲間にも見え、結局なんだかわからない。
ナギナタタケ
黄色が濃く、綺麗だった。状態がよくなかったので撮影はしていないが、ベニナギナタタケもあった。
シロヤリタケ
白いホウキタケの近くに発生していたので同じものかと思ったが、違っていた。似たようなキノコが近くにあると紛らわしい。
シロウロコツルタケ?
以前はフクロツルタケと呼んでいたが、他にシロウロコツルタケ、アクイロウロコツルタケが存在するとのこと。はっきりとはわからないが、シロウロコツルタケかアクイロウロコツルタケのようだ。
キショウゲンジ
傘の表面にツブツブが残っていて、新鮮な状態のものだった。
ハダイロガサ
実物はもっと肌色に近い色をしていが、写真は黄色に近い色になってしまった。
ヒイロガサ
ベニヤマタケが多かったので当初同じものかと思ったが、柄が繊維質になっているので本種であると同定した。撮影時に綺麗にしたつもりだったのだが、右側の柄が枯れ葉で隠れてしまった。残念だ。
不明ヌメリガサ
トガリツキミタケかと思ったが、それにしては大きい。ヌメリガサの仲間であることしかわからない。
カメムシタケ
冬虫夏草は素人だが、たまたま発見。さらにこの日、別の場所で、もう1つ見つけた。
ハナホウキタケ
大菌輪だった。何10mに渡ってのフェアリーリングを形成していた。キホウキタケ、ハナホウキタケはあちらこちらで見られたが、残念なことにホウキタケは1つも見つからなかった。
タマチョレイタケ
近づいて見ると大きなキノコの下に小さなキノコが隠れていた。
アケボノハリタケ
単発では見かけるが、このように群生している姿はなかなか見られない。
ツキヨタケ
言わずと知れた毒キノコだが、虫はよく食べている。この場所以外にも、立ち枯れにびっしりと発生しているところがあった。
ヌメリツバタケ
ヌメリツバタケとヌメリツバタケモドキがあるが、最近は同種と見る考え方があるらしい。結局、どちらなのかはっきりしないので、ヌメリツバタケとしておく。
ツエタケ
DNA鑑定により、ツエタケも何種類かに分かれたが、見た目ではほとんどわからないのでツエタケとしておく。
サマツモドキ
遠くからでもわかる、大きくて立派なサマツモドキだった。
ドクツルタケ
この場所に集中して発生していたが、2つ並んでいたのはこれだけだった。猛毒キノコだが、かわいらしい姿だったので撮影。
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