天気予報では天候が悪いとのことだったのだが、11時くらいから雨が止んで晴れ間ものぞいた。これは山が呼んでいるに違いない。午後、少し自分の時間が取れたので、15時から2時間半ほど裏山へ出かけた。

山に入ってすぐに発見。さっそくのお出迎えだ。前日も別の場所で見ているが、これが一番状態がよかった。

あちらこちらで大量に発生していたが、老菌が多く、被写体としてよいものがほとんどなかった。これは被写体としてなんとか耐え得るもの。

綺麗な個体はこれくらい。

ひときわ目立つ大型菌を発見。近づいてみると本種だった。

まだ若いコンビも発見。

この林の定番キノコだが、今年は初めてのお目見え。

決して珍しいキノコではないが、この林では初めて見た。

遠目でも目立っておりタマゴタケだと思ったが、近づいて見るとイグチだった。しかも静岡県東部ではあまり見かけないベニイグチ。自宅の裏山で見られるとは思ってもみなかった。
何かに食べられたであろう大きな穴が傘に空いていたので、それが写らないアングルで撮影。

アセタケの仲間の同定は難しいが、この個体は本種でよさそうだ。

本種はこの場所に群生していたが、この個体だけツバが非常に綺麗だったので撮影。

先週は暑さでバテてしまい、昨年本種を見つけた場所に足を伸ばせなかったが、今回はリベンジすべく行ってみた。するとあまり大きくはなかったが本種を発見。今年も出会えて嬉しい。
※当初「コナカブリテングタケ」としたが、「マクツバコナカブリテングタケ(仮称)」であることがわかったため修正

少し離れた場所にもう1個発生していた。
このあともしばらく探索を続けたが、17時を過ぎたあたりで雲が濃くなり、夕方ということもあって林内が急に暗くなってしまった。撮影できる明るさが保てなくなり帰らざるを得なくなった。
キノコは多く発生しており探索は非常に楽しかった。コトヒラシロテングタケ、コテングタケモドキ、コガネヤマドリも多く発生していたが、毎回のように撮影しているため今回は撮影しなかった。
先週見た時のキノコはほとんど姿を消していた。先週幼菌すら見つからなかったキノコがあったり、その中でもキニガイグチがすでに老菌となっている状況を考えると、夏キノコ発生の移り変わりの速さに改めて驚いてしまう。
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