静岡木の子の会観察会を伊豆の国市の山で開催した。
アミガサタケ

毎年何個か発生する場所を最初に観察すると、すぐに1個見つかった。この調子ならかなり見つかるだろうと参加者全員で周りをくまなく探したが、結局この1個しか見つからなかった。
オオセミタケ

アミガサタケが見つかった近くでまとまって発生しているのを会員が発見。

冬虫夏草を得意としているメンバーが別の個体を綺麗に掘り起こした。
クロハナビラニカワタケ

何箇所かで見かけたが、この個体の状態が一番よかった。
トガリアミガサタケ

毎年何本も発生する場所だが、今年は2個しか確認できなかった。誰かに採られてしまったのかもしれない。
キクラゲ

何箇所かで見られたが、大量発生はなかった。
タマチョレイタケ

サクラの倒木に発生。確認できたのはこの1個だけだった。
アミガサタケ

伊豆の国市の山ではアミガサタケが1個、トガリアミガサタケが2個しか見つからず消化不良のため、昼食後、希望者だけで沼津市の公園を観察した。先週下見して発生を確認していたので見つからないという事態は避けられると思っていたが、予想していたよりも多く発生しており、参加者も皆、次々に見つけ楽しんでいた。

多くの発生が確認できたが、2個並びのものはあっても、それ以上にまとまって発生しているものがなく、その点では残念だった。
春の代表的なキノコであるアミガサタケは伊豆の国市の山では少なく、もしかすると発生が遅れているのかもしれない。沼津市の公園もまだ小さなものがあったので、まだ2週間ほど楽しめるのではないだろうか。
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