調査で富士山の標高の低い場所へ行って来た。
ムキタケ

山はカラカラに乾いており、歩き始めてしばらくの間、地上はおろか、倒木にもほとんどキノコがない状況が続いた。ようやく見つかった本種は小型だったが、状態はよかった。

別の個体。
ヒイロチャワンタケ

倒木と倒木の間の地上に発生。
ナラタケ

まだ出始めの個体。

マスタケの老菌が発生していた立ち枯れに発生。
センボンクズタケ

まだ傘が開くまえの幼菌。

群生していた。この立ち枯れを囲むように7、8株の幼菌があった。

別のポイントで成菌を発見。ここでも大量に発生していた。
ツエタケ

ツエタケも最近の分類では細分化されているが、見た目での同定が難しいため「ツエタケ」とした。
ハダイロガサ

この1個しか見つからなかった。
ブナシメジ

この倒木にこのような幼菌がかなり出ていたが、成菌は1株もなく残念だった。
スギタケ

かなり乾燥していた。
例年、倒木から発生するキノコの多い場所だが、今年は非常に少なかった。やはり天候不順のせいなのだろう。
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