2016/9/24  山梨県甲州市

長雨の影響でキノコの発生が期待できる中、どうしてもコウタケの雄姿が見たくなり、いても立ってもいられず山梨県へ向かった。

シャカシメジ

長雨のせいか沢山のキノコが出ていたが、この日は優秀な食菌を写真に納めたいと臨んだので、とりあえず雑キノコには目もくれず探し始めた。すると幸先よくシャカシメジを発見した。さらに周辺を探したところ、合計7株見つけることができた。今年はシャカシメジの当たり年のようだ。

こちらはまだ完全に傘が開ききっていないもの。写真には載せていないが、名前の通り、お釈迦様の頭状の幼菌もあった。

オオムラサキアンズタケ

昨年も出ていた場所。大きな菌輪となっている。

菌輪の一部。実際の菌輪はもっと大きい。

ニワタケ

食菌ではないが、綺麗な状態のニワタケが見つかったので撮影。

ササクレシロオニタケ

ササクレシロオニタケは撮影記録がないため撮影。沢山出ていたが、2個並んだ状態のよいものはこれだけだった。

ケロウジ

丹念に探すもののお目当てのコウタケは見つからず、似た仲間のケロウジばかりだった。

アカヤマドリ

夏のキノコのイメージが強いアカヤマドリだが、この時期にまだ幼菌が出ていた。

不明テングタケ

傘の径、約30mm。「テングタケ」の小さいものかもしれないが、また別のテングタケなのかもしれない。断定できないキノコはわざと見過ごすことが多いが、幼菌と一緒に出ていたので撮影。

スミゾメシメジ

ヒダの一部が黒く変色していた。

ホンシメジに間違いないと思い撮影。しかし持ち帰ったものを確認するとヒダが黒く変色しており、基部にも特徴である綿毛が付いていた。残念。

コウタケ

この日の目的であるコウタケがどうしても見つからず、諦めて別の山へと場所を移した。到着すると小雨が降り出したが、コウタケを見つけるまでは帰れないと思い、傘を持って山に入った。沢山の人が入った後のようだったが、以前見つけた場所を探すと株状のものを発見。撮影し始めたところ、どしゃ降りの雨と雷となり、ゆっくり撮影もできずあえなく退散となった。枯れ葉と混じってわかりづらいが、この株だけで10本ほど、この近くにあった株も10本ほどあったので、この場所だけで20本ほどあったことになる。この調子だともっと探せたのではないかという想いはあるが、雷は危険だし、雨が降るとカメラのレンズに水滴が付いてしまい撮影が困難となるため諦めた。残念だ。

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