静岡木の子の会東部地区観察会を伊豆の国市の山で開催した。お目当てのアミガサタケは何箇所かで見つかり、また参加者の多くの目で探索したこともあり、他にも何種類かのキノコを発見できた。帰宅してから、先週行った沼津市の公園で見つけたアミガサタケの成長度合いが気になり再度探索へ。さらに三島市の場所も確認してきた。
アミガサタケ
伊豆の国市の山の最初の観察地点で見つけたアミガサタケはまだ発生したばかりの小さなものが多く、この場所に発生することを知らなければ見つけられないレベル。参加者も「これは言われなければわからない」と驚いていた。
こちらは別の地点で見つけたもの。大きくなってはいたが、周りの落ち葉に溶け込んでいて、簡単には見つけられないものだった。
別の箇所で見つけたこちらは群生していた。
トガリアミガサタケ
先週も発生していた場所。1週間くらいたったので色あせているものが多かったが、こちらは先週小さかったせいか成長してちょうどよい大きさになっておりまだ新鮮な状態を保っていた。
チャワンタケの仲間
広葉樹の倒木から発生。オオチャワンタケではないかとの憶測が飛び交ったが、なんともいえずよくわからない。
この他にも何種類かのキノコが見つかったが、被写体としてよいものはなかった。
アミガサタケ
沼津市の公園へ。先週群生していたものが大きくなっていることを期待していたのだが、採取されておりがっかり。この公園も最近競争率が激しく、例年発生する場所を回ってみたものの発見できたものは少なかった。かなり採取されているものと思われる。なお、撮影したこの個体は状態がよかった。
不明
この時期に地上から発生するものは少ないため撮影したが、種名はわからない。
次にアミガサタケが発生する三島市の場所にも行きたかったため、急いで向かった。
ヒロメノトガリアミガサタケ
急いで三島市の山に行ったが、小さなもの1個しか見つからず。抜いたような跡があったため、ここも採取されてしまった後なのかもしれない。諦めて帰宅することに。帰る途中、日が暮れかけていたが、前から気になっていた場所を通ったので立ち寄ってみたところ、アミガサタケが15個見つかった。狙っていた場所で見つけることができ、さらに自宅から近い場所だったで嬉しい限りだ。さらに家で写真をよく確認してみると、なんとヒロメノトガリアミガサタケであることがわかった。現地で見た時もヒロメに似ていると思っていたが、暗くなりかけていたのでよくわからなかった。こんなところで見つけることができるとは。驚きだ。
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