例年であればキノコが豊富な時期である富士山だが、噂は芳しくない。それでも気になるので仲間と避暑も兼ねて富士山須走口へ行って来た。
チャナメツムタケ
まだ8月末にもかかわらず、晩秋のキノコのチャナメツムタケが出ていた。
ショウゲンジ
富士山定番のショウゲンジ。大きな群生はなかったが、あちらこちらで見られた。
タマゴタケ
3個いっしょに撮影。カメラレンズの絞りを目いっぱい絞って被写界深度を稼いだ。
2個が寄り添うように発生。
アケボノアワタケ
何箇所かで見られたが、この個体は本種の特徴である桃色が一番濃かった。
イッポンシメジ?
クサウラベニタケかと思ったが、同行した仲間によるとこれがイッポンシメジとのこと。イッポンシメジ説はいろいろあり、今一つはっきりしないことから「?」にした。
ベニテングタケ
この周辺は赤いタイプが出る場所なので必死に探したが、見つかったのは橙色タイプだった。それでも成菌、幼菌の3個がいっしょに撮影できたのでよい場面に巡り合えたといえる。
不明イグチ
ススケヤマドリタケかと思ったが、管孔の黄色が濃いのでなんとも言えず。傘が反り返っていたのでローアングルで撮影するまでもなかった。
サマツモドキ
見つけた時はカラマツベニハナイグチかと思ったが、よくよく見ると傘裏がヒダとなっており、サマツモドキであることがわかった。3個いっしょに発生しており状態は綺麗だった。
大物、珍しいものは見つからず残念だったが、涼しい中を歩くのは気持ちがよかった。
コメント
富士山行ってらっしゃったのですね。やっとキノコ達が出てきたようですが、カラマツベニハナイグチのお写真がどうしても管孔ではなくヒダに見えてしまうのですが、、、。
今週の雨でまた発生が促されると良いですね。我が家は先程まで停電してました。あんまり土砂降りだとよろしくないのでしょうね。
うたろさん、ご指摘ありがとうございました。半分寝ながらアップしたのでろくに写真を見ておらず、撮影した時の思い込みで同定したため気付きませんでした。
なお、富士山にしてはキノコは少なかったですよ。歩き回ってかなり疲れました。