先週3日ほど雨が降ったので、もしかするとキノコが遅れて出てくるのではと淡い期待を持ち、秋のキノコシーズン終盤の山梨県へ会社を休んで仲間と2人で行って来た。2年前にコウタケやマツタケをみつけた山だが、キノコの発生状況は悪く、高級キノコをみつけることはできなかった。

状態はよくなかったが、キノコがほとんどなかったため撮影。サクラシメジはこのあともほとんどなかった。

立ち枯れに発生。足元ばかり見ていたので、すぐに気付かなかった。とても新鮮な状態だった。ヌメリスギタケモドキの良い写真がこれまであまりなかったので、これだけでもここに来たかいがあった。

ほんの少し雨が降ってきたため気にしながら撮影していたが、ローアングルのためどうしてもレンズに雫が付いてしまう。気づきにくいが、レンズに付いた雨粒が少し写ってしまったのが残念。

少し場所を移した沢沿いでも発見。こちらは開いており、本種の特徴が良く出ている。

川の倒木にも発生していたので川の流れといっしょに撮影。キノコがかなり汚れていたので時間をかけて掃除したが、状態が古すぎて結局あまりよい写真にはならなかった。
この一帯には本種が多く発生していることがわかった。

ヌメリスギタケモドキの1枚目の写真と同じ木に発生していた。

沢沿いの地上に発生。

沢沿いの古い倒木に発生。バックの枝に気づかず撮影してしまったため、串刺し写真になってしまった。

沢沿いの立ち枯れの根元に大量発生していた。

林道横に発生。1個だけだった。

沢沿いの古い倒木に発生。黄色が鮮やかだった。

若干アカマツの混じるスギ林を見てみたところ本種が群生していた。しかし被写体としてよい状態のものは少なかった。

アカヤマタケと同じ場所に発生。

アカヤマタケと同じ場所に発生。本種はカラマツに出るキノコだが、カラマツは1本もない。アカマツのおかげだろうか。
通常はキノコがあまり出ないスギ林だが、このポイントはアカマツが混じるせいか、キノコの発生は多かった。

車で移動中、林道脇に出ているのを見つけた。

付近を探すとあちらこちらにたくさん発生していた。
今年の秋のキノコシーズンも昨年同様不作に終わった。がっかりだ。それでも今日は新鮮なヌメリスギタケモドキをたくさん写真に収めることができたので良しとしたい。
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