2025/10/12　山梨県笛吹市

　前日の甲州市の山はキノコが非常に少なかったが、同じ山梨県の山でもこちらは山に入った瞬間からキノコが発生しており期待が持てる印象。
　本種も多く発生していたが、状態のよいものが並んで発生しているシーンはなかなか見つからず、しばらく歩いて見つかったものがこの写真のもの。

　昨年発生した場所を見ると、今年も本種が発生していた。よい状態の株立ち。嬉しい瞬間だ。

　同じポイントにあった別の株立ち。

　コウタケの近くで友人が発見。本種が株立ちで発生しているのは初めて見た。

　傘が割れているものが多かったが、この個体の状態はよかった。

　尾根から斜面を下って行くと目立つ橙色の傘が見え、本種だとすぐにわかった。

　鮮やかな黄色いものが見えたので落ち葉を取り除くと、株状の本種が現れた。

　別のポイントでは開ききった状態の成菌が見つかった。

　友人が発見。頭がわずかに見えたので落ち葉をかき分けると、計3個の幼菌が出てきた。

　コテングタケに似ているが、傘上のイボが黄色い。

　あちらこちらで発生していたので、状態のよいものを選んで撮影。

　以前も本種があったポイントを見てみると、発生し始めの幼菌があった。

　3個が重なり合うように発生。

　友人が発見。細かなイボが綺麗に残っており、撮影意欲をそそられる個体だった。

　この場所に群生していた。

　木の根元に大量発生しており、撮影せずにはいられなかった。