休日の用事が早めに済んだので、11時頃から自宅の裏山へ探索に出かけた。

山へ入ってすぐの遊歩道にキノコが全くなく嫌な予感がしたが、斜面へ入るとこのポイントの定番である本種がたくさん発生していた。まだ成長しきっていないにもかかわらず、状態の悪いものが多く、被写体にならないものばかり。この個体も状態がよいとはいえないが、発生の仕方がおもしろいので撮影。

比較的状態のよいものを見つけたので撮影。

こちらも裏山定番のキノコだが、1個しか見つからなかった。最近、キクバナイグチは3種に細分化されたようなので、今後違いについて調べたいと思う。

このポイントで1個、別のポイントでもう1個確認できた。

傘の色が薄かったが、本種でよさそうだ。

いろいろなポイントで発生が確認できた。この個体は畑の横の明るい日の当たる斜面に発生していた。

コガネヤマドリが大量発生するポイントに入ると、コガネヤマドリは少なくなっており、本種が10個ほど確認できた。成菌は虫に食われており被写体にはならず、幼菌を撮影。

一番最後のポイントでも発生が確認でき、成菌だったので撮影。

アカヤマドリの幼菌が発生していた場所の近くに本種も発生していた。

いつもほぼ素通りしていた斜面を上ろうとすると、いくつかの黄色い傘が目に留まった。まさかと思い見てみると本種だった。自分で見つけたのは初めてのこと。しかも発生場所は自宅のすぐそばとあって嬉しさいっぱい。

たくさんの個体がフレームに入るよう撮影。

傘が開ききった個体もあった。

群生していたので被写体になるものが多く、撮影に時間がかかり、結局このポイントに1時間ほど滞在した。

群生の一部。フェアリーリングを形成していた。

キタマゴタケのポイントから見える範囲の場所に本種も発生していた。

最後のポイントで群生が確認できた。このカットはその一部。

よく本種が発生している場所にたどり着くと、多くの発生が確認できた。何個かまとめて同じフレームへ入れて撮影しようと思ったが、1個1個が離れていたため無理だった。

今年初めて見つけた本種だが、この日はいろいろなポイントで発生を確認でき、決して珍しいものではないことがわかった。

左側の個体はナメクジか何かにかじられており残念な状態。
アメリカウラベニイロガワリも何種類かに分かれたようなので、実際に何なのか私にはわからない。

管孔は傷つけると速やかに青変する。

割ってみると切り口は速やかに青変。

あちらこちらで見られた。

ひしめき合うように発生している老菌。

裏山では初確認。発生はこれだけだった。

本種の特徴であるカブトムシ臭が手に付くとなかなか消えないので、触らないようにして撮影した。

最初成菌を見つけたが、傘が割れている残念な状態だった。近くを探すと綺麗な幼菌が見つかったので撮影。
これまでの裏山は暑い中、汗だくになりながらの探索だったが、この日は秋らしい陽気となり快適だった。撮影するものが多く帰宅は夕方5時近くになってしまったが、とにかく今回はキタマゴタケの発見が嬉しい。
コメント
こんにちは
裏山でこんなに沢山のキノコが 見れるのは羨ましいです
昨日行った公園では タマゴダケがあちらこちらに爆誕していました
やっと涼しくなって 裏山のキノコたちも出る気になったのでしょうね
相変わらず 雨も台風もありませんが10月に期待します
カランコエさん、コメントありがとうございました。
キタマゴタケは県立森林公園にも発生していました。当たり年なのかもしれません。まだ夏キノコばかりですので10月は秋のキノコに期待していますが、あとは雨しだいでしょうね。