静岡木の子の会観察会を湖西市の公園で開催した。

静岡県西部地区での初開催となった観察会。雨がほとんど降っておらず、キノコの発生は全く望めないと思っていたが、参加した幼稚園に通うお子様がこのカキシメジを発見。よく見るとウラムラサキも一緒に写っていた。このあと公園内の道路脇で次々と群生しているものが見つかった。
この公園ではチチアワタケも多く見つかったが、やはり道路脇で発生しているものばかり。林へ入ると何もキノコはなかった。

別の公園へ移動。本種は参加者の1名が発見。この周りに群生していた。

公園内もキノコが少ないため、ちょっとした山登りハイキングをしてみることになった。しばらく歩くと遊歩道脇の古い倒木に本種が発生していた。状態は少し古く、被写体としてはあまりよくなかったが、発生していたという記録も兼ねて撮影。

小さな沢沿いに大きな倒木が数本あったのでじっくり見てみると、遠目では全く見えない箇所に本種が発生していた。

観察会は昼食後に終了し解散となったが、せっかく西部まで来たので午後は浜松市の公園へ立ち寄ってみることに。
キノコは出ていたが、撮影意欲のわくものがなかなか見つからず。それでもしばらく歩くと状態のよい本種が見つかった。

見つかるキノコはヌメリイグチとチチアワタケ、ハツタケばかりで、時間も限られていたため撮影しなかった。それでも、この雨が少ない状況下でもこれらのキノコの発生量は多く、少し意外だった。他のキノコは諦めてかけていたが、アカマツのある広場を歩いていたところ本種を発見。まだ比較的新しく、青色もしっかり残っていた。
雨が降らない日が続いていたのでキノコの発見がゼロになるのではないかと予想していたが、何種類か見つかり観察会としてこの地を選んだのは悪くなかったといえる。
昼食後に行った公園ではアオロウジを見ることができたので立ち寄ったかいがあった。
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