左肘が赤く腫れあがってしまい体調も優れず、秋分の日の9/23は家でゴロゴロと過ごさざるを得なかった。翌日病院に行って薬をもらい、まだ肘の腫れはひかないものの、この日はなんとか体調が回復したため、9/19に行った山へ仲間と3人で出かけた。そろそろコウタケが出る頃ということもあり、居ても立っても居られず、気力で体調を回復させたともいえるが(笑)。
ウラベニホテイシメジ
今週頭までキノコ採りの人がほとんどいない山だったが、やはりキノコの出そうな時期とあって、いつも車を停める場所にはすでに先客の車が5台ほど停まっていた。これはまずいとお目当ての場所まで急いで歩いた。途中、何種類かのキノコを見つけたが、帰りに撮影しようと見向きもせず息を切らしてひたすら歩いたが、お目当ての尾根にたどり着き過去にコウタケの発生した場所を確認しても全く見つけられなかった。これにはがっかり。今年もダメな年になるのかと。途中、キノコ採りの先客1名と出会い話したが、やはり全くないとのこと。仕方なくコウタケは諦め、出ているキノコを撮影し始めた。まずはこの日多かったウラベニホテイシメジ。
あちらこちらに発生していた。
ミヤマタマゴタケ
これも多かった。成菌から幼菌までどこにでもあるので最初撮る気がしなかったが、とりあえず1カットだけ撮影した。
アカヤマドリ
コウタケやクロカワなど何もないので、これまで足を踏み入れていなかった場所まで足を伸ばしてみた。すると環境の良さそうな場所がずっと続いていることがわかり、これから別の山へ行くのも面倒くさいということで3人が合意したため、下見がてら、とにかくこの尾根をずっと行ってみることにした。すると、この山では見たことがなかったアカヤマドリが見つかった。まだ幼菌の状態で、結局この1個しか見つからなかったが。
アミタケ
アカヤマドリの近くに群生していた。前回来た時に見たものより状態は新鮮だった。
サクラシメジ
この山でよく見かけたサクラシメジだが、いつも出ている場所に出ておらず、サクラシメジもないと諦めていたが、仲間の1人(M氏)が発見。
よく見ると群生していた。もう1人の仲間(O氏)がなかなか来ないため、サクラシメジの存在を教えてあげようと待っていたが、その仲間から大きな声が聞こえた。「なかなか来ないのは大物があったからなんじゃないか」とM氏と話しながら戻ってみると、O氏がじっくりと撮影している姿が見えた。
コウタケ
O氏が見つけたのはなんとコウタケ。今日は諦めていたのだが、さすが師匠だ。小ぶりではあったが、非常によい状態の新鮮なコウタケだった。嬉しい出会いだ。このあと、もう1箇所で見つけることができたが、あとは丹念に探すも見つからなかった。それでもキノコの発生状況が悪いこの年に見つけられたのは、いかにこの山がいい場所であるということを証明するものだ。
不明チャワンタケ
綺麗な紫色のチャワンタケ。発生はこれ1個だけだった。図鑑やネットで調べたが、同じキノコは見つけられず種名がわからない。
カラカサタケ
前回来た時はかなり発生していたが、今回は本種の発生ピークがすぎたようで少なくなっていた。
ムレオオフウセンタケ
群生を期待していたが、発生量は少なくあまり見つからなかった。
量は少なかったものの、お目当てのコウタケを見ることができたので今日は満足。この地を選んでよかった。
コメント
コウタケがあってよかったですね!期待が大きいと落胆も大きくなります。私達も明日から前回行ったと林道を見てきますね〜!またご報告します。ところで肘の腫れは大丈夫ですか?お大事になさってくださいね。
うたろさん、お心遣いありがとうございます。おかげさまで肘の調子は段々よくなってきています。薬が効いてきているようです。前回行ったという林道のご報告もお待ちしております。