2025/10/17 山梨県笛吹市

 先日行った山とは別の笛吹市の山へ友人2人とともに行って来た。

ウラベニホテイシメジ

 車を降りてコウタケの発生しそうな尾根沿いを歩いたが、キノコは少なかった。あるのは本種ばかり。傘の割れたものが多く被写体にならなかったが、ようやくしっかりとした個体を見つけたので撮影。

ハダイロガサ

 何個か発生しており、そのうちの1個を抜いて見てみると本種だった。並んで2個発生していたものがあったので、これを撮影した。

サマツモドキ

 尾根沿いのアカマツの立ち枯れに発生。友人の1人が見つけたものだが、状態は非常によかった。

コウタケ

 キノコがあまりなく諦めかけていると、1人の友人が大騒ぎし出した。近づくと本種が発生していた。やはり見立てとおりよい場所であることが証明された。
 結局この尾根ではこの2個しか見つからなかった。

 

 先ほどの尾根を諦めて車を停めたところへ戻った。すると道を挟んで反対側の尾根に獣か人の通ったのような道があった。こちらの尾根も気になり試しに入ってみると、この尾根の環境もすごくよさそうで、すぐにアミタケの群生を発見。さらに周囲を見渡すと傘径20cmほどのコウタケがあった。新たな場所の開拓を告げる発見となり嬉しい限り。慌てて友人2人を呼んだ。
 コウタケはこのあともこの尾根の別のポイントで見つけることができた。

ホソヤリタケ

 林道沿いにたくさん発生していた。

ハリガネオチバタケ

 こちらも林道沿いにたくさん発生していた。たくさんありすぎてどこを撮影するか迷ったが、意外にも良い被写体がなく、あまりよい写真は撮影できなかった。

キショウゲンジ

 林道脇の斜面に発生。ツバが綺麗に残っていた。

マツバハリタケ

 コウタケを見つけた新たな尾根で、あとから来た友人がコウタケの近くで発見。本種もあまり見かけないキノコなので嬉しい発見だ。

クロカワ

 コウタケのポイントから尾根を進んで行くとアカマツの多い林となり、いかにも本種が発生しそうな環境に見えた。しつこく探すと目論見どおり本種が見つかり、群生となっていた。

 

 別の個体。

 

 全景。円を描くように発生していた。

ケロウジ

 クロカワの発生ポイントの近くで友人が発見。状態はよい。

クリフウセンタケ

 尾根を登って行くと平らな場所に到着。この場所に数本発生していた。

ムレオオフウセンタケ

 何箇所かで見つかったが、群れておらず単発ばかり。

 

 北側の斜面を平行移動している時に2個並んでいる成菌を見つけた。

カクミノシメジ

 このような株立ちが何個も発生していたので、最初はハタケシメジかと思った。しかし傘裏の状態などいろいろ観察すると本種であることがわかった。こんな株立ちの本種を見たのは初めてのこと。

キンチャワンタケ

 カクミノシメジ周辺を探すといろいろなキノコが見つかり、本種もそのうちの1種類。

クリタケ

 友人が発見。まだ傘は開ききっていない。

カキシメジ

 アカマツの多いポイントを見ていると、本種が群生していた。

アキヤマタケ

 新たに発見した尾根をかなり歩き、車を停めたところまで戻った。まだ少し時間があったので、標高を少し下げた場所へと移動。スギ・ヒノキ林に入ると本種があった。

アカヤマタケ

 このスギ・ヒノキ林に一番多く発生していたのが本種。暗い林だが、赤い傘は目立っていた。

アシグロタケ

 林道端の切り株に発生。

 当初行く予定ではなかった新たな尾根でコウタケ、クロカワが見つかったことは嬉しい誤算。また来年以降、行きたいポイントの1つとなった。

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