キノコ仲間から里山の夏キノコが出始めたとの情報を得たので、雨が止んだ午後によく行く伊豆の国市の山へ行って来た。期待はしていなかったが、予想に反してキノコの発生量は多く、雨が続いた効果が出たようだ。ただ、名前のわかるキノコが多かったわけではなく種類は偏っていた。
コガネヤマドリ
歩道に発生。傘が開ききっているが腐ってはおらず状態は悪くなかった。この場所ではよく見かけるキノコ。
アカヤマドリ
この他にも同様の幼菌が1個見つかったが、傘の開いたものはなかった。
ムラサキヤマドリタケ
今年初めての発見。傘のまだら模様が綺麗だった。この日はこれを含めて2本しか見つからなかった。ムラサキヤマドリタケにしては遅い時期の発生かと思うが、しばらく降り続いた雨のおかげで発生したのだろう。
タマゴタケ
ムラサキヤマドリタケの近くに発生していたのを同行した娘が発見。状態のよい2個が並んで発生しており、写真映えする被写体だ。
ハナオチバタケ
細い倒木が寄せ集められている場所に発生していた。発生量は多くなかったが、4個いっしょに発生していたものを撮影。ピンク色が綺麗。
シロオオハラタケ
ハラタケの仲間もあちらこちらで見つかったが不明なものが多く、名前のついたハラタケはこのシロオオハラタケと、状態が悪く撮影しなかったザラエノハラタケだけだった。
不明イッポンシメジ
イッポンシメジの仲間であることはわかるが、種名はわからない。傘の中央は尖がっている。大量発生していた。
不明ヌメリガサ
鮮やかな黄色で遠目で見ても発生していることが確認できた。この周りに群生していた。
ヌメリガサの仲間であることはわかるが、種名を同定するまでには至らなかった。いろいろ調べたところ、ヒダが垂生のものはキヤマタケらしいのだが、キヤマタケの詳細を載せた図鑑がなく、webでの情報も少ないため結局わからなかった。
コシロオニタケ
3個まとまって発生。状態は比較的よくローアングルでも撮影したが、雨のせいか土の跳ね返りで汚れており、写真としてはよくなかったので掲載しなかった。
サマツモドキ
ヒノキ林の横に発生。倒木から発生するキノコだが地面に発生していた。近くの倒木から菌が回っているのだろう。
キノコが多く撮影に時間を取られたため、あっという間に午後5時となりやむなく探索終了とした。かなり急いで回ったため、もしかすると取りこぼしも多かったかもしれない。この時期に多いヤマドリタケモドキやチチタケなどのキノコが見つからなかったのは残念だったが、キノコが多い状況は久々だったので楽しい探索となった。
コメント
色々出てきましたね!
やっと出てきたのにこの先、後どのぐらいこの調子が続くか…
この先の天候が不安しか有りませんが、今暫く楽しもうと思います(*^^*)
状況ありがとうございます。
そのアカヤマ明日いただくぞ!
遅いかな?(笑)
雨しだいだと思います。適度な量の雨がこの先も定期的に降ってほしいですね。