今日は家の用事が多く外出できない状況だったが、雨がやんで晴れたので居ても立ってもいられず、用事が済んだ夕方の2時間だけ家の裏山に出かけた。蚊が多い場所なので、今回は蚊取り線香を用意し、シャツも蚊の口が刺さりにくいもの、ズボンも厚いもの、手袋は2重にし万全を期して臨んだ。
キニガイグチ
歩き始めてすぐに見つかった。あちらこちらで見られた。
カエンタケ
上記キニガイグチの場所からしばらく歩いたがほとんど見つからず。今日はダメかと思ったが、諦めずに歩くと遠目からも目立つ本種を発見。立ち枯れの木を囲むようにフェアリーリングを形成していた。触っても食べてもダメな猛毒キノコだが、今回見つけたのが2回目とあって非常に嬉しい。
これでも一部。左上の木を囲むように発生していた。
テングタケダマシ
最初テングタケかと思ったが、よく見ると傘表面のイボの雰囲気と柄のツバの付き方が違っていたので本種だとわかった。これは初めての発見。
喜んで写真撮影を始めると、やけに蚊が来る。おかしいなと思って蚊取り線香をみると、なんと火が消えていた。ライターを忘れたため、ここから最悪の蚊との戦いが始まり、のんびり撮影することが難しくなってしまった。
キアミアシイグチとチチタケ
この山は暗い林が多いが、この場所は少し明るくキアミアシイグチが数本出ていた。チチタケも出ていたのでいっしょに撮影。
コイヌノエフデ
すでに倒れていたが、初めて見るキノコなので撮影。グレバはなくなっていた。
コトヒラシロテングタケ
逆光だったが、この写真においてはそれが逆にいい味を出しているように思う。撮影時には全く気付かなかったが、右のキノコの根元にクモが写っているのが残念だ。
オオオニテングタケ
この場所に10個以上群生してた。
こちらは成菌。非常に暗い場所だが、成菌から幼菌まで広範囲にわたって発生していた。
コオニイグチ
暗い場所なので、目立たないこのキノコは危うく見過ごすところだった。
シロウロコツルタケ
撮影した角度が悪く、穴が開いているところが写ってしまった。撮影時は暗くて気付かず、直後に撮影したカットを確認しなかったのも悪かったが、蚊が多すぎてそれどころではなかった。
タマゴタケ
暗い場所だが、この場所だけ少し日が差していたため非常に目立っていた。
キクバナイグチ
林道沿いの土が露出した斜面に発生。何個か発生していたがまだ幼菌で、傘裏の膜が残ってた。
当初、全く期待せず探索を開始したが、カエンタケの群生や初めて見るキノコもあったので非常に楽しい探索となった。発生量は多くないがいろいろな種類が見られ、しかもすぐに行ける場所なので、今後も定期的に探索したいと思う。蚊が多いのが欠点だが。
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